神龜乃黄金酒 長屋王
西暦710年、天平文化が華やかに花開き、日本の首都は奈良へと遷されました。
時は流れ、1988年。奈良の地で、かつての皇族長屋王の邸宅跡から約4万点の木簡が発掘されました。そこには、当時の貴族たちの暮らしぶりや、酒造りに関する貴重な記録が記されていました。
私たちは、奈良に根ざす酒造家として、これらの木簡をもとに奈良時代の酒造法を再現することを決意。現代で入手可能な原材料を用い、幾度もの試行錯誤を重ねながら、歴史に埋もれていた酒を甦らせました。
「長屋王」と名付けられたこのお酒とともに、1300年前の奈良に思いを馳せてみてください。
長屋王の味わい探究
多くのフレンチやイタリアンのシェフから、貴腐ワインを思わせる味わいと高く評価されています。常温や少し冷やして楽しむのはもちろん、オンザロックにすることで、また違った表情を見せます。寿司や刺身よりはむしろ、燻製の魚、フォアグラ、ジビエ、ローストビーフ、熟成チーズ、ナッツ類、デザートなどと絶妙に調和し、料理の魅力を引き立てます。
長屋王は、奈良時代の技法「天平醸し」で醸されています。 酒米ではなく食用米を使用し、 通常の三段仕込みではなく、酒母を立てずに麹米・蒸米・水を一度に仕込む技法を採用しています。食べても美味しい米を用いることで、アミノ酸の豊かな旨みとミネラルがもたらす複雑な味わいです。この個性的な味わいは、さまざまな料理との相性を広げ、食の楽しみをより豊かにする新たな可能性を切り拓いています。 経験豊富な職人の匠の技と、自然の力を引き出す最新技術を融合させ、品質管理が極めて難しいこの醸造法を安定させながら、唯一無二の味わいを造り続けています。
世界が称賛する旨い酒
「長屋王」は、その卓越した品質が認められ、国際的に高い評価を受けています。
4年連続受賞！イタリアMILANO酒Challenge
2025年（金賞、グッドデザイン賞、パルミジャーノ・レッジャーノ部門ベスト・ウィズ賞）
2024年（プラチナ賞）、2023年（金賞、ベストデザイン賞）、2022年（プラチナ賞）
Australian Sake Awards 2025 Rich / Savoury部門（ゴールド賞）（Judge’s Choice賞）
スペイン CINVE 2025（金賞）、フランスSalon du 2024、サンフランシスコInternational Wine Competition Double Gold受賞、ルクセンブルク酒Challenge 2023（プラチナ賞）、シンガポール酒Challenge 2023（銀賞）
フランス日本酒コンクール Kura Master 純米酒部門 2023年（金賞）、2021年（プラチナ賞）、2020年（プラチナ賞）
日本に訪れる外国人もこの旨みを評価しています。
世界中の人が「長屋王」を美味しいと言ってくれています。
