中本酒造店は、旨い酒を作るだけにとどまらず、酒蔵の母屋を我々の酒造りと縁の深い左大臣長屋王にちなみ「作宝楼(さほろう)」と名付けます。 現代の宝と言うべき子供達に、郷土の歴史・食育やコミュニケーションを学べる 場所として、地域に必要とされる企業を目指しています。
第13代蔵元 栗田 佳直
第13代蔵元 栗田 佳直
創業からまもなく300年。私たちは、唯一無二の旨い酒を造り続けるだけでなく、奈良と生駒の歴史と伝統を守りながら、これからの300年も地域にとって欠かせない存在でありたいと願っています。
蔵の母屋を、私たちの酒造りと深い縁を持つ奈良時代の皇族・左大臣長屋王にちなみ、「作宝楼(さほろう)」と名付けました。そこを、未来を担う子どもたちが歴史や食の大切さ、そして人と人とのつながりを学べる場として活用することも考えています。
伝統を受け継ぎながら、新たな価値を生み出し、これからも歩みを進めてまいります。

作宝楼
作宝楼(さほろう)とは、奈良時代の皇族宰相として有名な左大臣 長屋王(687~729年)の邸宅に造られた建物の名前です。中本酒造店では、長屋王邸宅跡から出土した木簡を基に歴史に埋もれたお酒「神亀之黄金酒 長屋王」を蘇らせました。それにちなみ中本酒造店のお酒をお買い求め頂け、楽しんでいただける場所を「作宝楼」と名付けました。


蔵の案内
中本酒造店は、奈良県生駒市の閑静な住宅街に位置し、清酒発祥の地で300年近くの歴史を持つ老舗酒蔵です。江戸時代の亨保12年(1727年)に創業し、大和と河内の自然に恵まれた地で酒造りの技術を磨いてまいりました。私たちは「小さな蔵だが光る蔵」という誇りを胸に、品質にこだわる蔵元として自信を持っておすすめできる酒だけを蔵出ししております。