4月9日、神龜乃黄金酒「長屋王」を上槽しました。
神龜乃黄金酒「長屋王」は、奈良時代前期に左大臣として活躍した長屋王の邸宅跡から出土した木簡に記された仕込み配合をもとに、およそ1300年前のお酒を復元したお酒です。
長屋王とは・・・
天武天皇の孫にあたり、太政大臣 高市皇子を父とする非常に優秀な人物であったと言われています。平城京の一角にあった長屋王の広大な邸宅跡から、当時の貴族の生活がうかがい知れる大量の木簡が出土し、お酒造りが書かれた木簡も発見されました。
神龜乃黄金酒「長屋王」を仕込んだのは、寒さが残る3月初旬。
酒母室の小さなタンクで仕込んだ醪をじっくり低温熟成させ、仕込みからおよそ40日をかけてできあがりました。
上槽直前の醪。
甘すっぱく、そして少し香ばしくも感じる香りは濃厚で、醪の力強さを感じます。
吟醸搾り機へ醪を送るため、酒母室から1階の仕込み蔵へおろします。
タンクに集められた醪からは発酵によって発生した炭酸ガスがピチピチとあがっています。
いよいよ上槽です。
櫂棒で撹拌しながら吟醸搾り機へ醪を送っていき、吟醸搾り機から滴りおちた黄金色に輝くお酒がタンクに集められました。
神龜乃黄金酒「長屋王」の誕生です。
神龜乃黄金酒「長屋王」は、山鶴直販所 酒蔵与左衛門の店頭、またはネットショップで販売しております。
飲み方は、まずはそのままで。ぬる燗やオンザロックもオススメです。
万葉の時代に想いを馳せ、神龜乃黄金酒「長屋王」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
300ml 1,650円<税込>
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