春本番かと思わせる暖かな陽気の中、1801号酵母を使った「純米大吟醸 山田錦 精米40%」を上槽しました。
上槽が始まった蔵は爽やかで甘い香りに包まれていました。
張りつめた空気の中、手早く作業をする杜氏と蔵人さん。緊張が走ります。
最初に搾られるのは「あらばしり」。次にぽたぽたと滴り落ちてくる「しずく」を斗瓶で集めます。
続いてヤエガキ式吟醸搾り機へ醪を送って搾ります。
年明けの米洗いからおよそ50日をかけて、杜氏と蔵人さんが精魂込めて醸した、想いが詰まった「山鶴」は口当たりまろやかで、爽やかな香りが華やかにたつ大吟醸に仕上がっていました。
この後、4月まで次々と上槽が続きます。是非、ご期待下さい!